白髪50%どれだけ染まる？徹底検証！terraカラートリートメント

ヘアカラーの染まりに影響しない、
安心・簡単なカラートリートメント

terra(テラ)から全3色のカラートリートメントが登場！マカボニーとバフの2色は白髪染めにも対応。

次回のサロンでのカラーに影響なく、サロン帰りのカラーをキープするカラートリートメント。

●ラインナップ
terra(テラ) カラートリートメントマカボニー 180g
赤みのある茶色で美しく深みのあるツヤが魅力。褪色時の黄ばみを抑えます。

terra(テラ) カラートリートメントバフ 180g
やわらかなベージュ色で知的で肌馴染みの良い上品な色。褪色時の赤みを抑えます。

terra(テラ) カラートリートメントプラチナ 180g
落ち着きのあるアッシュグレー。黄ばみを抑えて上品でやわらかな髪色に。

商品背景

terra(テラ)からカラートリートメントが発売となった背景には、白髪ケアとしてのカラートリートメントの需要が増加していることにあります。

出典:インテージSRI+［Monthly］

ですがサロンでのカラートリートメントといえば、ブリーチ毛やファッションカラーが主流。
というのも…

といった理由で、嫌煙される美容師さんが多いというのが理由のひとつです。
しかし、カラートリートメントは根本の新生部を明るくする効果はないので、実際にはカラートリートメントの影響でカラー周期が伸びる心配はほとんどありません。
サロンでのアプローチを強化する狙いで作られた「テラカラートリートメント」。残留を気にせずカラーチェンジしやすい、サロン商品ならではの高品質なケアを提供できる商品となっています。

他のカラートリートメントと違うところは…？

カラートリートメントは普通のトリートメントよりトリートメント効果が期待できないというイメージがありませんか？
テラカラートリートメントは、terra(テラ)ならではの処方【クレイ】によって髪を泥でパックするように保湿成分を届け、染料を定着させます。すべるような手触りと健康的で艶やかな仕上がりになります。

【検証1】白髪はどれくらい染まるのか

白髪染め対応しているのはマカボニーとバフの2色ですが、今回はプラチナも含めた3色で検証していこうと思います。最大50%の白髪まで染められるとのことでしたので、白髪50%カラー履歴なしの毛束を使っていきます。

【検証内容】
白髪50%カラー履歴なしの毛束に塗布
5分放置した毛束と20分放置した毛束で染まり具合を検証します。

●使う毛束(白髪50%カラー履歴なし)

マカボニー

●塗布直後の毛束

3色の中で最も色の濃いカラー「マカボニー」。今回一番白髪染め効果を実感したのはこのマカボニーでした。
特に20分放置した方は白髪もほとんど目立たず、かなり綺麗に染まりました。
赤みのある茶色い色味ですが、黒髪に塗布した場合その色味はあまり感じられませんでした。

バフ

●塗布直後の毛束

マカボニーと同じく白髪染めに対応している「バフ」。褪色時の赤みを抑えてくれることもあり、カラー履歴なしの毛束だと少し青っぽく発色しました。
また、しっかり白髪は馴染んだもののマカボニーと比べて明るい色味のため、白髪50%カラー履歴なしの髪には不向きだと思いました。

プラチナ

●塗布直後の毛束

唯一白髪染めに対応していないカラー「プラチナ」。意外なほどに染まりました。3色の中で最も色が薄いカラーですが、塗りたてだと白髪も気にならない仕上がりになっています。
かなり青く発色して、特に白髪部分は顕著に発色しました。そのため、白髪を”馴染ませる”のには向いていないようにも感じました。

【検証2】1週間のシャンプーでどのくらい落ちるか

気になるのが「毎日シャンプーをし続けたらどのぐらいで落ちるのか」というところではありませんか？
白髪染めしたいけどいつまで持つのか…
次に美容院に行ったときカラーがしたいけどどのくらいで落ちてくれるのか…
気になる色落ち具合を徹底検証していきます。

【検証内容】
検証1で染めたマカボニー・バフ・プラチナの毛束を5分放置・20分放置どちらも1週間シャンプーし、どのくらい色が落ちるかを検証します。

マカボニー

●7日間シャンプーした毛束

3色の中で最も色落ちが少なかったのがマカボニーです。
5分放置した方は4日目くらいから徐々に白髪が目立ってき、7日目には染める前とほとんど変わらない状態になりました。
20分放置した方はところどころ白髪が目立ってはきているものの、7日目でも白髪染め効果は十分に感じられました。そのため、しっかり白髪ケアがしたい方には20分置きがオススメです。

バフ

●7日間シャンプーした毛束

3色の中で最も色落ちが激しかったのがバフです。
3~4日目には5分放置した毛束と20分放置した毛束の見分けがつかない程に色落ちしました。
7日目にはどちらの毛束も染める前と比べ、うっすらと色づいている状態になりました。

プラチナ

●7日間シャンプーした毛束

バフの次に色落ちしたのがプラチナです。
バフと同様、3~4日目には5分放置した毛束と20分放置した毛束の見分けがつかない程に色落ちしました。
7日目にはほとんど落ちてしまいましたが、マカボニー・バフと比べて全体的に青みがかった仕上がりでした。

おまけ

カラー褪色後の13Lvの毛束にマカボニー・バフ・プラチナをそれぞれ塗布し、5分放置しました。
※テラカラートリートメントの対象毛は褪色した10Lv以下の髪です。規定の使い方ではないことをご了承ください。

マカボニー

13Lvから3段階トーンダウンし、10Lvの暗さになりました。白髪の毛束よりも色の変化が分かりやすく赤茶色になっているのが分かります。色落ちして明るくなった髪にしっかりと色を入れ直してくれます。

バフ

一見何も変化がないように見えますが、バフを塗布した方の毛束は、若干トーンダウンして赤みが少し和らいでいます。バフには白髪染め効果もあるので、13Lv前後の明るさで白髪に悩んでいる方にはピッタリな色味だと思います。

プラチナ

最も変化が見られたのがプラチナでした。マカボニーと同様10Lvまでトーンダウンしました。また、色味の変化が著しくプラチナ自体がかなり青い色味ですので、元の毛束の赤み・黄みを打ち消して透明感のあるオリーブカラーになりました。カラーが褪色して赤み・黄みが気になっている方に特にオススメです。

その他にも、黄みが気になる白髪の黄ばみ消しにもお使いいただけます。
プラチナ：5分放置

プラチナが黄ばみを打ち消し、清潔感のあるグレイカラーを保てるので、年配の方にも勧めやすくなっています。

【検証結果】

マカボニー

良かったポイント

●白髪がよく染まり、黒髪と遜色ない程に馴染みます。（特に20分放置した場合）
●3色の中で最も色落ちが少なく、色持ちが良かったです。

気を付けるポイント

●他のカラー（バフ・プラチナ）に比べて色残りする分、染料が残っていると次回のカラー時にムラになる場合もあるため、サロンカラー直前に染めるのは控えた方がいいでしょう。

バフ

良かったポイント

●塗布後は自然に白髪が馴染み、1週間ほどで綺麗に色落ちしました。
●マカボニーより明るい色味のため、明るい髪色のグレイヘアにはバフ、暗い髪色のグレイヘアにはマカボニーと使い分けての使用が可能です。

気を付けるポイント

●他のカラー（バフ・プラチナ）に比べて色落ちしやすいため、長持ちさせるためには定期的に使用することが必要です。

プラチナ

良かったポイント

●白髪が気にならないほど、しっかりと濃く色が入りました。
●かなり青く発色するので、黄ばみを抑える効果は十分にあります。

気を付けるポイント

●白髪部分は特に青っぽく発色するので、近くで見ると少し浮いてしまいます。
●白髪染め対応ではないため、数日のシャンプーで白髪は目立ってきます。

使用について

使用方法

●ご自宅での使用方法
シャンプー後に、適量（ミディアムヘアの長さでピンポン玉約1個分）を手に出して、全体に塗布します。そのまま5分程度放置して流します。

●サロンでの使用方法

使用する時の注意点

●色移りについて
素手で塗布すると、手や爪まで染まってしまうので、手袋は必須だと思います。
※首回りも注意！
白いタオルも色移りする可能性があるので、使うのは避けた方が良いでしょう。

店販で販売する時もお客様にお伝えしておくことを強くオススメします。

●色ムラについて
白髪50%カラー履歴なしの毛束では目立った色ムラはありませんでしたが、カラー褪色した13Lvの明るい毛束はムラになりやすかったです。3色とも暗い色味なので明るい髪色に塗布すると色ムラが出来やすいようです。

カラートリートメント塗布後に粗歯のコームでコーミングすることでムラなく塗布出来ます。

サロンでのメニュー展開について

店販以外のメニュー展開としては、リタッチのみで来店したお客様に中間・毛先に色を入れる目的で仕上げのトリートメントにテラカラートリートメントを使用する「カラーチャージメニュー」としてのメニュー展開が考えられます。
ミディアムヘアの長さの髪にご使用の場合、1回分で200円前半になります。ちょっとしたプラスメニューに丁度良い価格帯ですので、ぜひご活用ください。
※テラbyエッセンシティの色味と連動しているので併用が推奨されていますが、使用してない場合でもお使いいただけます。